東西に細長い日光は西へ行くほど標高が高くなり人が住む場所でいえば、標高差は千メートルもあります。
標高2千メートルを超える山が連なり、深い谷があり、沢が流れ込む湖があり、滝があって川がある。他県に比べればわずかな面積なのにこれだけ変化に富んだ地形は日本では珍しく、この地形のおかげでハイキングや登山、スノーシューなどのアウトドアスポーツが楽しめます。
バスを降りたらそこがハイキングコースの入口。首都圏から近いのとバスを降りてすぐに歩き始められるのが日光のいいところでしょう。

マックラ滝霧降三滝のひとつ、マックラ滝。観光スポットの霧降滝のすぐ近くにあるのにハイカー以外、訪れることはない。
RIMG0075.JPGスタートから目標地点まで続く清冽な流れ。景色はこの流れとともに変化を繰り返し、最後に足下から水が噴き出すようになる。
無名滝へ日光の最奥にある90メートルの滝を訪ねるツアーは沢を何度も渡る。健脚以外はお断りしているツアー。



IMG_0594.JPG小田代ケ原のシンボル、貴婦人」。凜としたその姿にカメラマンが集まります。
IMG_0689.JPGこの花を見るために訪れる人も多い。ズミの花。
IMG_0718.JPGコースの脇をゆったり流れる湯川。いつまでもここにいたい気分になります。

急に休みが取れたから、仕事の疲れを癒しにどこかへ行ってみたい。そんなニーズに応えられるのが日光です。日光のハイキングコースはぜんぶバス停が起点になる便利さが人気の秘密でしょう。
戦場ヶ原や小田代ケ原なら「赤沼」で下車。バスの終点、湯元まで行けば湯ノ湖一周や刈込湖・切込湖のハイキングコースがすぐそばにあります。中禅寺湖を歩くなら菖蒲が浜から千手ヶ浜への湖畔コースがお勧め。千手ヶ浜からはバスで赤沼に帰れるし、もう少し歩いて西ノ湖入口からも帰れます。コースは明確で迷うことはありません。
所要時間は1時間から、複数のコースを組み合わせれば丸一日楽しめます。
6月と7月は新緑や草花の観賞、バードウォッチングに。8月は都会の暑さから逃れて高原の爽やかな空気を吸いに。